GAME CHANGER

非構造材、とりわけ天井や間仕切りに必要なのは“耐震化”だけではなく、“安全安心化”です。

 

“耐震化”は、人命確保や事業継続のための一部の対策手法にすぎません。設計者が定めたある想定の地震動やその影響度に対して、計算上あるいは実験経験則で壊れない、または壊れにくい天井、として「耐震天井」と謳う商品が販売されています。

ところが、天井の落下被害は地震時だけではなく、風の影響や振動、屋根からの漏水や経年劣化などによっても引き起こされています。

 

「耐震天井」化手法は、必ずしもその方法だけで天井が落下する被害を食い止めてくれるわけではありません。

施設の種類や役割によっても、天井に求める性能は変わってきます。例えば、天井が極大地震の時にも壊れずに事業を継続しないといけない施設、例えば交通インフラの管制施設や災害時の指揮命令施設、発電所などのエネルギー供給施設などは、建物が崩壊する前はその機能が停止するような損傷は許されません。

 

また、大規模な集会施設や劇場などは、地震時に脱落することなく人命を守ると同時に、人が避難するだけの時間を確実に守る必要があります。

サプライチェーンを形成する生産施設も、災害後の生活の早期復興のためにも、インフラや流通の機能復帰と合わせて直ちにサービスの供給を再開できる復元性が求められます。

これらは一つの耐震天井工法で賄えるものではなく、時に「落ちるくらいなら天井をなくしてしまいましょう」、という提案ができるのが、専門メーカーに求められる職能なのです。

 

染野製作所では、多彩なネットワークを活用し、様々な工法や種類の天井を用意しました。さらに、天井を無くす提案も積極的に行います。既存の天井撤去もお手伝いをいたします。

染野製作所の天井の提案は、現地調査・診断、設計協力、コンサルティングから始まります。プロジェクトのどの段階のご相談もお受けします。材料販売だけでなく、施工指導や実際の施工も行うことができます。

 

染野製作所の天井シリーズは、確かな性能をお約束するだけでなく、その性能は施工の際のばらつきが出にくく、また誰でも施工ができ、さらに高い施工性によって工期や必要作業人工の削減に大きく寄与します。

 

 「本当にこの天井は良いものですか?最適ですか?」染野製作所はその問いに、いつも最善のソリューションでお応えします。そして、天井専門メーカーとしてGAME CHANGERを目指します。